因島の休日(レンタルサイクルではっさく屋へ)

休日2日目は宿の部屋で仕事をする予定でしたが、起きた時間が遅かったためそれは諦めて、朝食用に買ってあった稲荷寿司を昼食にして午後から外に出ることにしました。

はっさく屋のはっさく大福は日持ちがしないため全部自分で食べてしまったので、お土産用に買いに行こうと思いましたが、バスで行くにはバスの便が1時間に1本しかないので、土生港のレンタル債黒を借りて自転車で行ってみようと思い立ちました。

レンタサイクルの自転車置き場

レンタルサイクルは前にも借りたことがあったのですが、高低差があまり無くても意外と疲れるので、今度は島の反対側まで行かなければならないため、電動アシストの自転車を借りることにして管理事務所に向かいました。

電動アシスト自転車もあります

管理人室の人は大抵巡回中で、入り口に貼ってある携帯の番号に電話すると、すぐに来てくれます。

管理人室

管理人室で手続きをして自転車置き場に移動し、ひとしきり説明を聞いて電動アシスト自転車を借りることができました。

借りた自転車の単体写真は撮り忘れたので、後で撮った写真から切り出したものを載せておきます。

ちょっと非力です

説明によると電動なので多少坂があっても大丈夫だと言っていましたが、小径タイヤの折り畳み式のやつで、本当に島の中央の山道を超えられるか心配だったので、海岸沿いを行くことにしました。

今回は右回り(時計回り)のコースで、島の反対側にある因島大橋の脇の「はっさく屋」に向かうことにします。

土生港を出発して北に向かって少し行くと生口橋が見えてきました。

生口橋

橋の向こう側は生口島です。

生口島

今までこれが因島大橋だと思っていましたが、そうするとこれから向かう因島大橋と同じ名前になってしまうので、レンタルサイクルの事務所で貰った因島観光案内地図を見てみると生口橋となっていました。

因島の観光案内地図

ちなみに土生港は中央の島の南の西岸(左側)にあります。

目的地は島の北東側の向島に渡る因島大橋のあたりです。

海岸沿いを走っているので海の景色が爽快なはずですが、電動アシストがあまり効いていないのか結構疲れます。

海岸沿いの風景

いつもバイクに乗っているのでスピードがものすごく遅く感じて、ついついペダルを踏んでスピードを上げようとし過ぎるのかもしれません。

ずっと海岸沿いを行く積りでしたが、途中でついサイクリング中の人の自転車につられて鬼岩の交差点でサイクリングロードの方に曲がってしまいました。

電動アシストだから、少々坂があっても大丈夫と高をくくっていたのですが、アシストしてくれない電動の操作盤が付いただけの電動アンアシスト自転車のおかげで、非常に苦労して峠を越えることになりました。

実際は峠という程のものではなく、ちょっとした丘程度の坂だったのですが、普段の運動不足も祟って、なだらかな丘も峠に思えるのでした。

峠を越えると後は下り坂と平坦な道が続き、目的地に近づいてくると桜のような花が咲いている公園と、先の方に目標の恐竜の像が見えてきました。

恐竜の像のある公園

この公園は因島大橋公園というらしく、この恐竜の像の先を左に曲がったところが目的地の筈です。

左に曲がって少し山に入っていくような細い道を進んで行くと、目的の「はっさく屋」が見えてきます。

はっさく屋が見えてきました

はっさく屋の先の方に因島大橋が見えています。

バスを利用すると、見えている因島大橋のバス停で降りて歩いてくることになるので、結構歩くことになります。(Googleマップの案内には15分程と書いてありました)

はっさく屋の前まで行くと、何やら車で来た数人の集団が店の人と話しているようです。

どうやら売り切れがどうとか物騒なことを話しています。

昨日の千光寺山ロープウェイと同様に、やっと辿り着いたのに売り切れで終了となっているようでした。

DSC_0063

とりあえず店の前に自転車を止めて店に入ろうとすると、

完売の札がかかっている

やはり売り切れの札がかかっています。

しょうがないので店の前で写真を撮ったりした後で、さて帰るかと自転車にまたがったところで店の主人が声をかけてきました。

何やら「持って行く分くらいならあるから店に入んな」と言っているようです。

半信半疑で店に入ると、他にも自転車で来たらしい客が大福を購入中でした。

こちらはちゃんとしたサイクリング風のスタイルで、はっさく大福をほおばりながら後いくつ下さい的なことを言っています。

どうやら車で来るような横着物には売り切れだと言っているが、自転車で来るような貧乏人には不憫に思って売ってくれるようでした。

せっかくなのでお土産用に6個購入して、お礼を言って帰途に着きました。

写真は今回買ったはっさく大福です。

DSC_0188

消費期限は12月17日と明後日の日付になっています。これではお土産には向かないと思いますが、結構人気があるようです。

帰りはずっと海沿いを通って帰ることにして途中までは来た道を戻りますが、サイクリングコースという山道に入り込まないように注意しながら進みます。

念のためGoogleマップのナビ機能もONにしていましたが、自転車でのルートが選択できなくて徒歩のルートを指定しているせいか、曲がるときの案内のタイミングが全然合わなくて使えません。

途中の風景はこんな感じです。

造船所のあたり
万田発酵
エディオンと生口橋

因島モールまで来ると、もう着いたようなものです、

因島モール

長時間自転車の堅いサドルに座って漕いでいたので、尻が痛くて仕方ありません。

自転車を返したのは夕方16時35分でした。

自転車を借りたのが13時50分なので、都合2時間45分で往復したことになります。

目的地の店でうろうろした時間を考慮すると、片道1時間20分程度かかったということになります。

電動非アシスト自転車でなければもう少し早く往復できたかもしれません。

長くなったので夕食の分は次の投稿にしたいと思います。

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