ファームウェア開発時に、対象の基板が熱くなるのをチェックする方法としてSeek Thermal Compact が使えそうなので、パソコンに接続してみることにした。
Seek Thermal Compact 本体の他にUSB Type-C延長ケーブルとUSB Type-CとType-Aの変換コネクタを用意した。
Seek Thermal Compact 本体とUSB Type-C延長ケーブルとType-C Type-A変換コネクタ
繋げた状態はこうなる。
繋げた状態
USB Type-A のコネクタをPCのUSBポートに挿して使用する。
PCに接続した状態
ソフトの方は Seek Thermal Compact の赤外画像を取り込むことができるPC用アプリ SeekOFixのソースコード をダウンロードしてきて改造することにした。
元のソフトの画面は下図のようになっている。
SeekOFixの画面
右側の画像はキャリブレーション直後の静止画像を表示しているようだが、必要性を感じないので削除することにする。
ヒストグラムも温度監視には不要なので削除する。
色々変更して出来上がったソフトの画面は下図のようになった。
色々変更して出来上がったSeekCamMonの画面
最高温度、最低温度と任意の点を3つ迄指定して温度を表示できるようにし、約400フレーム分の各点の温度変化をグラフ表示するようにした。
また、設定画面で各店の温度の上限、下限アラームを設定出来るようにして、設定した条件を満たした場合に温度表示部の色とビープ音で知らせることが出来るようにした。
設定画面
最高温度、最低温度と任意の点の温度をCSVファイルに保存できるようにし、必要ないかも知れないが、画像をAVIファイルに保存できるようにした。
元になったソースでは AForge.Imaging とかが使われているので、動画保存には AForge.Video.VFW を使って AVI ファイルを保存することも出来たが、VFW(Video for Windows ) は古い コーデックにしか対応していないようで、出来上がったAVIファイルがWindows10の「映画&テレビ」アプリでは 再生できなかった。
そこで NuGet パッケージの OpenCVSharp3-AnyCPU を使用するように設定し、VideoWriter のコーデックに MJPEG を指定して保存したら再生できるようになった。
メニューは以下のようになっている。
Fileメニュー
Optionメニュー
Unitメニュー
改造したソフトの実行ファイルは「ここ」 からダウンロードすることが出来る。
また、ソースコードも「ここ」 からダウンロードできるようにした。
ファームウェア開発時に、対象の基板が熱くなるのをチェックする方法としてSeek Thermal Compact が使えそうなので、パソコンに接続してみることにした。
Seek Thermal Compact 本体の他にUSB Type-C延長ケーブルとUSB Type-CとType-Aの変換コネクタを用意した。
Seek Thermal Compact 本体とUSB Type-C延長ケーブルとType-C Type-A変換コネクタ
繋げた状態はこうなる。
繋げた状態
USB Type-A のコネクタをPCのUSBポートに挿して使用する。
PCに接続した状態
ソフトの方は Seek Thermal Compact の赤外画像を取り込むことができるPC用アプリ SeekOFixのソースコード をダウンロードしてきて改造することにした。
元のソフトの画面は下図のようになっている。
SeekOFixの画面
右側の画像はキャリブレーション直後の静止画像を表示しているようだが、必要性を感じないので削除することにする。
ヒストグラムも温度監視には不要なので削除する。
色々変更して出来上がったソフトの画面は下図のようになった。
色々変更して出来上がったSeekCamMonの画面
最高温度、最低温度と任意の点を3つ迄指定して温度を表示できるようにし、約400フレーム分の各点の温度変化をグラフ表示するようにした。
また、設定画面で各店の温度の上限、下限アラームを設定出来るようにして、設定した条件を満たした場合に温度表示部の色とビープ音で知らせることが出来るようにした。
設定画面
最高温度、最低温度と任意の点の温度をCSVファイルに保存できるようにし、必要ないかも知れないが、画像をAVIファイルに保存できるようにした。
元になったソースでは AForge.Imaging とかが使われているので、動画保存には AForge.Video.VFW を使って AVI ファイルを保存することも出来たが、VFW(Video for Windows ) は古い コーデックにしか対応していないようで、出来上がったAVIファイルがWindows10の「映画&テレビ」アプリでは 再生できなかった。
そこで NuGet パッケージの OpenCVSharp3-AnyCPU を使用するように設定し、VideoWriter のコーデックに MJPEG を指定して保存したら再生できるようになった。
メニューは以下のようになっている。
Fileメニュー
Optionメニュー
Unitメニュー
改造したソフトの実行ファイルは「ここ」 からダウンロードすることが出来る。
また、ソースコードも「ここ」 からダウンロードできるようにした。
最近は仕事でこんなものを使ったりしています。
MSP-EXP430F5529LPとRS485シリアル変換モジュール
こちらは検査治具として使用しているものなので問題ないと思いますが、検査する本体側はお見せできません。
右側がMSP430F5529の載ったTexas Instruments が安く販売している MSP-EXP430F5529LP という開発用の評価ボードです。
左側のブレッドボードに載っているのはRS485とシリアル(UART)を変換するモジュールで、スイッチサイエンスから販売されているものです。
RS485の半二重通信を行う際の送受信の切り替え用のピンが付いていて、RS485側はA+/B-/GNDの3つのピンが、CPU側には、TXD/RXD/RTS/VCC/GNDの5本のピンを接続するようになっています。
送信時にRTSをHighにすることで、送信と受信を切り替えられるので、CPU側からは切り替え動作以外は通常のUARTとして使用することができます。
下のAmazonの広告のMSP-EXP430F5529LP の値段はかなりぼったくりですね。
チップワンストップ等からは2千円以下で購入できたと思います。