久しぶりに晩飯を作ることにしたのだが、2日分作っておいて翌日も食べられるようにということで、例によってトマト煮込みにしようということになった。

いつもはメインに鶏肉を使うのだが、今日は少し変えて冷凍のむきエビを使ってみることにした。

私の場合は玉葱と人参は写真右側のようにカットするが、作る人の好きなようにカットすると良いだろう。

エリンギも写真の様に切り、シメジは石突を切り取ってからほぐしておく。
海老はなるべく解凍してから使用すると良いだろう。(写真では未だ凍っている)
海老に塩と片栗粉をまぶして混ぜると臭みがとれる、と妻が言うのでその通りにすることにするが、時間がもったいないので未だ少し凍っているところに振りかけてみた。

半解凍の状態で混ぜ合わせるとかなり手が冷たいが、何もしないよりは良いだろうと全体になじむように混ぜた。
混ぜ終わったら水で流しておく。この状態で海老も割と解凍出来てきた。

気分で海老を白ワインに浸しておくことにした。ここで何となくメインが少ないような気がしたので、買って置いた鱈の切り身を加えることにした。

鱈の切り身には、骨があるものが混ざっているので、手で触って確認しながら骨は取っておくと、食べやすくなると思われる。
鱈は適当な大きさに切って、海老と同じく白ワインの中に漬けておいた。
鱈は小さすぎると煮た時になくなってしまいそうなので、少し大きめにカットした。

何か足りないと思ったので、胡椒とバジルを振って風味付け的なことをしてみる。
どうせ煮てしまうとトマト味になってしまうので、多めに振っておいても問題は無い。

これで材料の準備は出来たので、ここからは火を使った調理に入る。この下ごしらえにかなりの時間がかかるので、カット済みのキノコやニンジン玉葱があると良いのだがと思う。
(シメジやエリンギはカット済みのものをたまに見かけるが、値段もそれなりなので使っていない)

大きい鍋にオリーブオイルを敷く。

隣のコンロにかけたフライパンにもオリーブオイルを敷く。

両方の鍋に擦りおろしニンニクをぶち込む。

フライパンにも同様に擦りおろしニンニクを入れる。

もちろん擦りおろしニンニクでなく、カットしたニンニクでも良いのだが、面倒なのですりおろしニンニクを使っている。(後で取り出さなくても自然消滅するので、その辺も便利である)
大鍋のオリーブオイルにニンニクの香りが充分についたら玉葱を投入してしんなりするまで炒める。

フライパンの方も、オリーブオイルにニンニクの香りがついたと思ったら海老と鱈を投入して焦げないように適当に混ぜながら火を通す。

漬け込んだ白ワインは後で大鍋に投入するので、捨てずに取っておく。
玉葱がしんなりしてきたらニンジンを投入して炒める。
いつもはこの時少し塩コショウをしたりもするところを、今回は忘れてしまったのだが影響はなかった。

フライパンの海老と鱈にも大分火が通ってきた。

大鍋の人参に少し火が通ってきたら、エリンギを投入する。

エリンギを混ぜ合わせたら続けてシメジを投入する。

ここで少し塩コショウをして、混ぜ合わせて火を通す。混ぜるのには竹のへらが丁度良いようだ。
塩コショウの量は適当である。計ったことは無い。

トマト煮なのでバジルを入れる。少し多めに入れた方が良いかも知れない。

混ぜ合わせて火が通ってきたら海老と魚を入れるのだが、大鍋の中はこんな感じになっている。

海老と鱈もこんな感じに火が通っている。

いよいよ大鍋に海老と鱈をぶち込むのだが、フライパンに出た煮汁も一緒に大鍋に入れる。

そのままトマトを入れても良いのだが、何となく少し混ぜた方が良さそうなので混ぜてみる。

やはりあまり意味がなさそうなので、このくだりは省略しても良さそうだ。
ここで大鍋にカットトマト缶を投入する。

今回は5缶使用した。

5缶入れるとこんな感じになる。

鍋がほぼいっぱいになってきた。
トマト缶の内側に付いたトマトを水で缶の中に流し込みなが5缶分を1缶に集めると、うまい具合に1缶いっぱいの量になるので、それを鍋の中に投入する。水はこれだけで充分である。

温まってくるとトマトが表面に出てくる。

ここで臭みをとるためにローリエを入れると良いらしいので入れてみる。

ローリエは何枚入れれば良いか良く判らないので、取り敢えず4枚ほど入れてみた。

後は煮るだけだが、焦がさないように時々そこの方から混ぜてやる必要がある。

煮ているとこんな感じになってくるので、時々味見をしながら塩を調整すると良いだろう。

今回は海老と鱈の出汁だけでブイヨンなどは使っていないが、そこそこ出汁は出ているようだ。
この日は作っただけで、飲んでいるうちに疲れて寝てしまったので、翌日の昼食にグルテンフリーのスパゲッティにかけて頂いた。

塩コショウが少し足りなかったようだが、海老と魚の味が効いていてなかなかの出来であった。