Category Archives: ファームウェア

DigiKeyからの荷物

DigiKeyに注文してあった荷物が届いた。

DigiKeyに注文してあった荷物が届いた

DigiKeyのサイトで注文すると、大抵はアメリカ・ミネソタ州のThief River Falls という町にある Digikey の倉庫のような施設から送られてくる。

DigiKeyの倉庫から送られてくる

かなり時間が掛かることを覚悟していたが、6月6日の午後2時過ぎに注文したものが6月9日の10時半に届いてしまった。
注文してから3日で届いたことになる。
UPSの輸送状態追跡で経由地などを見てみると、以下のようになっていた(意外に少ないようだ)。

・2025/06/06  6:00 午前(多分現地時間だと思われる)
荷送人がラベルを作成しましたが、UPSはまだ荷物を受領していません。

・2025/06/06  6:55 午前
施設に到着 Thief River Falls, MN, US

・2025/06/06  9:07 午後
施設を出発  Fargo, ND, US

・2025/06/06  11:59 午後
施設に到着  Luisville, KY, US

・2025/06/07  1:38 午前
空港上屋スキャン(輸出)  Luisville, KY, US

・2025/06/07  5:52 午前
施設を出発  Luisville, KY, US

・2025/06/08  8:31 午前
施設に到着  Narita, JP

・2025/06/08  6:10 午後
空港上屋スキャン(輸入)  Tokyo, JP

・2025/06/08  9:30 午後
施設を出発  Tokyo, JP

・2025/06/09  6:30 午前
施設に到着  Tokyo, JP

・2025/06/09  6:48 午前
配達を手配しました  Tokyo, JP

・2025/06/09  10:39 午前
配達済み  102, JP

時間を追ってみると、日本についてからは日本時間のようだ。
Thief River Falls から Fargo までは多分トラック輸送だと思われるが、Fargo には空港が有るのでそこから Luisville までは空路で運んでいるらしい。
Luisville で輸出の手続きをして、そこから直接成田に向かっている様だ。
成田に着いてから輸入手続きをするまで時間が掛かっているのと、輸入手続きの場所が Tokyo,JP となっているのは、成田から羽田まで空輸したという事だろうか。
その辺は分からないが、結構早く届いたので少々驚いた。
注文したのは以下の3つであった。

STM32F412評価ボード

STM32F412評価ボード

Pmod Bluetoothのモジュール

Pmod BLE モジュール

KXTJ3-1057_加速度センサモジュール

KXTJ3-1057_加速度センサモジュール

DigiKeyだと全部いっぺんに注文できて、送料も金額を合計すると無料になるというので、届くのが遅いのは覚悟して注文したのだが、早く届いて安心した。

Seek Thermal Compact 用のPCソフト改造

ファームウェア開発時に、対象の基板が熱くなるのをチェックする方法としてSeek Thermal Compact が使えそうなので、パソコンに接続してみることにした。
Seek Thermal Compact 本体の他にUSB Type-C延長ケーブルとUSB Type-CとType-Aの変換コネクタを用意した。

Seek Thermal Compact 本体とUSB Type-C延長ケーブルとType-C Type-A変換コネクタ

繋げた状態はこうなる。

繋げた状態

USB Type-A のコネクタをPCのUSBポートに挿して使用する。

PCに接続した状態

ソフトの方は Seek Thermal Compact の赤外画像を取り込むことができるPC用アプリ SeekOFixのソースコードをダウンロードしてきて改造することにした。
元のソフトの画面は下図のようになっている。

SeekOFixの画面

右側の画像はキャリブレーション直後の静止画像を表示しているようだが、必要性を感じないので削除することにする。
ヒストグラムも温度監視には不要なので削除する。
色々変更して出来上がったソフトの画面は下図のようになった。

色々変更して出来上がったSeekCamMonの画面

最高温度、最低温度と任意の点を3つ迄指定して温度を表示できるようにし、約400フレーム分の各点の温度変化をグラフ表示するようにした。
また、設定画面で各点の温度の上限、下限アラームを設定出来るようにして、設定した条件を満たした場合に温度表示部の色とビープ音で知らせることが出来るようにした。

設定画面

最高温度、最低温度と任意の点の温度をCSVファイルに保存できるようにし、必要ないかも知れないが、画像をAVIファイルに保存できるようにした。

元になったソースでは AForge.Imaging とかが使われているので、動画保存には AForge.Video.VFW を使って AVI ファイルを保存することも出来たが、VFW(Video for Windows ) は古い コーデックにしか対応していないようで、出来上がったAVIファイルがWindows10の「映画&テレビ」アプリでは 再生できなかった。

そこで NuGet パッケージの OpenCVSharp3-AnyCPU を使用するように設定し、VideoWriter のコーデックに MJPEG を指定して保存したら再生できるようになった。

メニューは以下のようになっている。

Fileメニュー
Optionメニュー
Unitメニュー

改造したソフトの実行ファイルは「ここ」からダウンロードすることが出来る。
また、ソースコードも「ここ」からダウンロードできるようにした。

【国内正規品】Seek Thermal シークサーマル Compact USB-C Android用 サーモグラフィーカメラ 赤外線カメラ

NIMASO usb type-c 変換アダプタ 【両面USB3.0 高速データ伝送】 タイプc 変換 スマホ パソコン等対応 usb c 変換アダプタ Gray NAD22A436

Mauknci USB C 延長ケーブル USB 3.1 Gen2 10Gbps 5A急速充電 0.6m Type C オス to Type C メス 延長コード ビデオ/音声/データ転送に対応

 

Seek Thermal Compact 用のPCソフト改造

ファームウェア開発時に、対象の基板が熱くなるのをチェックする方法としてSeek Thermal Compact が使えそうなので、パソコンに接続してみることにした。
Seek Thermal Compact 本体の他にUSB Type-C延長ケーブルとUSB Type-CとType-Aの変換コネクタを用意した。

Seek Thermal Compact 本体とUSB Type-C延長ケーブルとType-C Type-A変換コネクタ

繋げた状態はこうなる。

繋げた状態

USB Type-A のコネクタをPCのUSBポートに挿して使用する。

PCに接続した状態

ソフトの方は Seek Thermal Compact の赤外画像を取り込むことができるPC用アプリ SeekOFixのソースコードをダウンロードしてきて改造することにした。
元のソフトの画面は下図のようになっている。

SeekOFixの画面

右側の画像はキャリブレーション直後の静止画像を表示しているようだが、必要性を感じないので削除することにする。
ヒストグラムも温度監視には不要なので削除する。
色々変更して出来上がったソフトの画面は下図のようになった。

色々変更して出来上がったSeekCamMonの画面

最高温度、最低温度と任意の点を3つ迄指定して温度を表示できるようにし、約400フレーム分の各点の温度変化をグラフ表示するようにした。
また、設定画面で各店の温度の上限、下限アラームを設定出来るようにして、設定した条件を満たした場合に温度表示部の色とビープ音で知らせることが出来るようにした。

設定画面

最高温度、最低温度と任意の点の温度をCSVファイルに保存できるようにし、必要ないかも知れないが、画像をAVIファイルに保存できるようにした。

元になったソースでは AForge.Imaging とかが使われているので、動画保存には AForge.Video.VFW を使って AVI ファイルを保存することも出来たが、VFW(Video for Windows ) は古い コーデックにしか対応していないようで、出来上がったAVIファイルがWindows10の「映画&テレビ」アプリでは 再生できなかった。

そこで NuGet パッケージの OpenCVSharp3-AnyCPU を使用するように設定し、VideoWriter のコーデックに MJPEG を指定して保存したら再生できるようになった。

メニューは以下のようになっている。

Fileメニュー
Optionメニュー
Unitメニュー

改造したソフトの実行ファイルは「ここ」からダウンロードすることが出来る。
また、ソースコードも「ここ」からダウンロードできるようにした。

【国内正規品】Seek Thermal シークサーマル Compact USB-C Android用 サーモグラフィーカメラ 赤外線カメラ

NIMASO usb type-c 変換アダプタ 【両面USB3.0 高速データ伝送】 タイプc 変換 スマホ パソコン等対応 usb c 変換アダプタ Gray NAD22A436

Mauknci USB C 延長ケーブル USB 3.1 Gen2 10Gbps 5A急速充電 0.6m Type C オス to Type C メス 延長コード ビデオ/音声/データ転送に対応

 

MSP430F5529 Launch Pad

最近は仕事でこんなものを使ったりしています。

MSP-EXP430F5529LPとRS485シリアル変換モジュール

こちらは検査治具として使用しているものなので問題ないと思いますが、検査する本体側はお見せできません。

右側がMSP430F5529の載ったTexas Instruments が安く販売している MSP-EXP430F5529LP という開発用の評価ボードです。

左側のブレッドボードに載っているのはRS485とシリアル(UART)を変換するモジュールで、スイッチサイエンスから販売されているものです。

RS485の半二重通信を行う際の送受信の切り替え用のピンが付いていて、RS485側はA+/B-/GNDの3つのピンが、CPU側には、TXD/RXD/RTS/VCC/GNDの5本のピンを接続するようになっています。

送信時にRTSをHighにすることで、送信と受信を切り替えられるので、CPU側からは切り替え動作以外は通常のUARTとして使用することができます。

下のAmazonの広告のMSP-EXP430F5529LP の値段はかなりぼったくりですね。

チップワンストップ等からは2千円以下で購入できたと思います。

MSP-EXP430F5529LP MSP430F5529 USB LaunchPad Evalua

新品価格
¥5,527から
(2020/3/30 14:03時点)

UIOTEC RS485 to TTL module RS485 module SP3485 communication module RS485 Breakout

新品価格
¥699から
(2020/3/30 14:04時点)