今日は土曜日なので出張先での作業は休みです。
宿の部屋を掃除してもらうために少し外に出ることにしようと思い、ネットで尾道の観光案内を調べてみました。
じゃらんの「尾道市の観光スポット」によると、千光寺山ロープウェイというのが上位に入っていたので経路を調べると、土生港から尾道行のバスがロープウェイ駅のそばに停まるようなので行ってみことにしました。
宿から出て土生港のバス発着所の時刻表を見ると、バスは出たばかりで次のバスまで1時間近く待つようなので、近くを散策することにしました。
土生港前の通りの裏に入るとこんな寺があります。
善行寺というお寺です
たまには近くのファミリーマートではなく少し先にあるローソンを見てみようと思い、歩いていくとローソンの脇にある駐車場からの景色が良かったので撮ってみました。
ローソン脇の駐車場から見た海
船が係留されています
そうこうしているうちにバスの時間となり、尾道行のバスに乗って45分程の千光寺山ロープウェイ駅近くの長江口というバス停で降りました。
ロープウェイのりばの案内版
案内板のすぐ先にロープウェイの駅はあったのですぐに分かります。
千光寺山ロープウェイの駅
近寄ってみると、なんだか人も少なく切符売り場も閉まっているような感じです。
ロープウェイの切符売り場
なんと今日は運休期間中という案内が出ています。
運休の案内
ここまで来てそのまま引き返すのも何なので、歩いて20分程度だということなので徒歩で登ることにします。
まずはロープウェイ駅のすぐ脇にある神社にお参りしてから登ることにします。
ロープウェイ駅のそばにある艮(うしとら)神社
後で調べたら、艮神社と書いてうしとら神社と読むそうです。
社とクスノキ
社に近づいていくと、大きな木が見えてきました。
樹齢900年のクスノキが立っています
神社の正殿の脇には樹齢900年の大きなクスノキが立っています。
案内板
案内板によると何かに指定されているようですが、上の方の文字が剥がれかけていて何が書かれているか判読できません。
「艮神社のクスノキ群」という文字の「クスノキ群」の部分が色違いで書かれているのですが、ありがちな感じでそこだけ薄くなっていて、写真では反射して見えなくなってしまいました。
千光寺山への登り口は、ここから登るのかというような細い路地を入っていくのですが、特にこれといった案内も無く、他の人が行くので多分そこだろうという見当をつけて入っていくと初めて分かるという感じです。
千光寺山への入り口付近
ここから登り始めて約20分で山頂に着く予定です。
途中の坂道
山頂に向かう途中からの景色
山頂に着いた頃には昼になっていたので、展望台にあるレストランで食事をしようかと思い、メニューを見てみると「あなご重」というのが有ったので、これなら小麦が入ることもないだろうと思いここで昼食にすることにしました。
千光寺山の山頂にある展望台
レストランの入り口で注文を受けていたので、「小麦がダメなんですが、あなご重には入っていないですよね」と確認してから注文して中に入りました。
レストランの窓からの眺望
窓側の席に座ると、窓からの眺望はこんな感じです。
水は給水、給茶機が有るので、自分で勝手に入れるシステムのようです。
しばらくして「あなご重」が出てきて、山椒と海苔はお好みでかけてくださいと言われました。
刻み海苔が付いている
山椒を振って海苔をかけるとこんな感じになります。
山椒と海苔をかけたところ
うっかりそのまま食べるところでしたが、みそ汁に麩が入っているのを発見したので、取り除いてからちょっと考えましたが、発見が早かったのとアレルギー症状を軽くする薬(タリオン錠)を飲んだこともあって、そのまま食べることにしました。
麩は早期に取り除いたのでOKか?
「あなご重」はまあまあの味で可もなく不可もなくといったところでしょうか。
値段は山頂だけにちょっと高めでした。
食後は展望台の屋上に上がって眺望を楽しんでから下山することにします。
尾道大橋方面の眺望
対岸は向島です
下山するときは登った道とは反対側から降りてみます。
文学のこみちの入り口(下り)
ここまで来て初めて以前にも登ったことがあるということに気が付きました。
前に来た時には多分ロープウェイで登ったと思います。
岩の間を通ります
下山途中にこんな岩の間を通るところがあったりします。
下山途中の石段
全然文学っぽくないですが、文学のこみちという名前が付いているようです。
降りていくと、途中で千光寺の裏手に出ました。
千光寺
ここからさらに降りて行きます。
登りとは別のルートで降ります
登ったのとは別のルートで降りて行くと、石段を下り切ったところで踏切に出ます。
踏切に出ました
ちょうど電車が来るところのようで、遮断機が下り始めています。
通過する電車は貨物で、やたら長い編成の列車です。
貨物列車が来ました
コンテナが積まれています
踏切を渡って振り返ると、降りてきた石段がこんな感じになっています。
降りてきた石段
踏切の階段を下りて、線路沿いの道路にあるバス停で帰りの時刻を見ると、あと50分ほど時間があります。
道路を渡ると商店街に入る路地が見えたので、商店街に入ってみることにしました。
商店街の入り口付近のクレープ屋に列ができていましたが、クレープはどうせ食べられないのでそのまま商店街に入っていくと、昔風のおもちゃ屋が目に入ってきました。
ウルトラセブン?
店頭の人形が気になりましたが、特に興味はないのでそのまま進んで行くと、珈琲店が見えたので入ってみることにしました。
珈琲店に入ってみます
サイフォンでコーヒー淹れる店のようで、カウンター内にサイフォンを沸かすための台が4つ並んでいます。
脇にはワッフルを焼くための台もありました。
サイフォンの台
ここではアイスコーヒーを頼みました。
コースターとミルクとガムシロップ
コースターとミルクとガムシロップが先に出てきます。
出てきたアイスコーヒー
アイスコーヒーは、席の脇まで来てから氷の入ったグラスにサイフォンから注いで出してくれました。
あらかじめ入れてあったものを出されても味は同じかと思いますが、ちょっとした演出でかなり気分が違うものです。
珈琲を飲んでから商店街を抜けると、商店街の端にあるお土産屋さんに「はっさく大福」が並んでいるのを発見しました。
はっさく屋のものではないようですが、1つ買って食べてみると味はそれほど変わらないように思ったので買って帰ろうかと思い、消費期限をみたところ中にはっさくが入っているためか、やはり2日後となっていました。
2日後は作業が終わったらそのまま帰るつもりなので、とりあえずお土産用に買っていくことにしました。
土産店
はっさく大福を買って、あとはバスで宿に戻るだけです。
ここで買ったはっさく大福はこんな感じです。
はっさく大福
原材料に小麦は含まれていません
長くなったので、今日の夕食は次の投稿にします。